「毛を減らしたくて脱毛始めたのに…」
まさかの展開、「逆に毛が濃くなった…!?」
実は、脱毛したのに毛が濃くなってしまうことがあるのです。
それは「硬毛化」と呼ばれています。
この記事では、硬毛化の起こりやすい部位や対策をわかりやすく解説します。
硬毛化ってなに?
硬毛化とは、細い毛がもさっと太い毛に進化する現象です。
「レベルアップして進化したー!」って、ゲームなら大歓迎ですが毛には起こってほしくないこと。
原因にはいくつかの仮説があります。
ざっくりまとめると、光やレーザーが“中途半端な刺激”を与えることで、毛がパワーアップしてしまうのではないかと考えられています。
ココをチェック!
起こりやすい部位
硬毛化が起こりやすいのは、産毛が多く毛の流れが変化するエリアです。
- 顔(特に頬・フェイスライン)
- 首(うなじ含む)
- 背中
- 肩〜二の腕
硬毛化は、「なんかめっちゃ生えてるんですけど!」と二度見するほどの変化なので、すぐにわかります。
男女の違い
医療法人社団慶峰会クレストスキンクリニック(医師:森口 翔)の研究では、男性の方が硬毛化リスクが高いと報告されています。
本研究では、男性患者の約3人に1人(33.3%)が硬毛化を経験し、男性は女性の約3.7倍のリスクがあることが示されました。
私が医療脱毛と美容脱毛の両方の施術してきた経験からも、女性より男性の方が硬毛化になった人が多いです。
参考:医療法人社団慶峰会クレストスキンクリニック(医師:森口 翔)の研究記事はこちら
体質の違い
私は、次のような人に硬毛化リスクが高いと感じています。
必ずなるわけではありませんが、心当たりのある人は少し気をつけてください。
- 毛量が多い
- 筋肉質
- 肌になんらかの炎症がある
- 肌が乾燥している
- 日焼け対策をしていない
- 寝不足やストレスなど生活リズムが崩れている
硬毛化の原因として、男性ホルモン、炎症性物質、紫外線の影響も考えられています。
このような人に硬毛化が起こりやすいのも納得ですね。
対策はある?
硬毛化は完全には防げません。
しかしながら、普段の生活習慣やスキンケアで、硬毛化リスクを下げられるかもしれないのです。
自分でできること
男性ホルモンの乱れ、体の炎症を抑えるのがポイントです。
- 日焼け対策をする
- 保湿する
- 寝不足、暴飲暴食、過度なストレスを避ける
一番の対策は、硬毛化になりやすい部位の施術しないこと。
気にならないなら、なんとなくで施術するのはやめておきましょう。
お店ができること
明確な対策がないので、お店ごとに対策・対応は異なります。
硬毛化になったときの対応を事前に聞いておいてください。
見た目がつらい期間もありますが、適切に対応すれば最終的に毛は減りますよ。
まとめ
- 硬毛化は細い毛が逆に濃くなる現象
- 顔・首・背中・肩・二の腕などで起こりやすい
- 男性の方がリスクが高い
- 日焼け対策・保湿・生活習慣の改善でリスクを下げられるかも
- 気にならない部位は無理に施術しない
硬毛化は不安に感じるかもしれませんが、起こったとしても適切な対応で改善します。
信頼できるお店なら、硬毛化リスクや対応を誠実に説明してくれるはずです。
脱毛はメリットが大きいからこそ、リスクを知って納得して始めるのがベストです。
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