毛抜き脱毛は危険！肌への影響を解説｜脱毛看護師監修

毛抜きをする理由は？

毛抜きはお手軽

毛抜きでのムダ毛処理は手軽にできますね。

たくさんの方が経験のある脱毛方法ではないでしょうか。

毛抜きもかんたんに手に入りますし、かんたんにできるのが人気の理由です。

毛抜きのメリット

毛抜きのメリット

・きれいに仕上がる
・剃毛より効果が長持ちする
・低コスト

きれいに仕上がる

毛抜きは、毛を毛根から抜きます。

カミソリなどによる剃毛と同じように一時的ではありますが、つるつるした肌に仕上がります。

剃毛より効果が長持ちする

一度毛抜きをしてしまえば、一時的に毛は生えてこなくなります。

カミソリでの脱毛と比較して、脱毛効果は長持ちします。

低コスト

毛抜きは数百円から購入できます。

100円ショップでも売っていますよね。

メリットのある毛抜きですが、多くの専門家が『おすすめできないムダ毛処理方法』とも言っています。

毛抜きがおすすめできない理由をきちんと知っておきましょう。

毛抜きの危険性を解説

毛抜きの危険性

毛抜きの危険な合併症を2つご紹介します。

毛抜きの危険性

・毛嚢炎
・埋没毛

毛嚢炎

毛穴に細菌が入り込み、炎症を起こした状態です。

赤みのある腫れ、進行すると膿や痛みも伴います。

繰り返すことで、毛穴が広がったり、色素沈着となったりすることも。

埋没毛

埋没毛は、皮膚の中に毛が埋もれてしまった状態です。

古い角質層がはがれずに残り、角質層が分厚く固くなってしまうと、分厚くなった角質層では適切に毛が生えることができず、皮膚の中に毛が埋もれやすい状態になります。

毛抜き依存症になっていませんか？

中には「ついつい抜ける毛を探してしまう」という毛抜き依存症の方もいらっしゃるようです。

毛抜き依存症の方は、今後の人生ずっと毛を抜き続けるのでしょうか。

危険性もありますし、何より時間が無駄ではありませんか？

毛抜きのメリット・デメリット

ここで、毛抜きのメリット・デメリットをまとめておきましょう。

毛抜きのメリット

毛抜きのメリット

・きれいに仕上がる
・剃毛より効果が長持ちする
・低コスト

毛抜きのデメリット

毛抜きのデメリット

・毛嚢炎
・埋没毛
・時間がかかる

それでも毛抜きをするなら正しい方法で！

それでも毛抜きしたいですか？

ムダ毛処理の中でも、毛抜きは毛嚢炎や埋没毛の頻度が高いと言えます。

多くの専門家が『おすすめできないムダ毛処理方法』と言う理由がわかりますね。

自宅でムダ毛処理をするなら、カミソリや電気シェーバーがおすすめです。

どうしても毛抜きしたいという方は、次に紹介する正しい方法を守ってください。

毛抜きの正しい方法

毛抜きは、肌が傷つきやすく、毛穴に細菌が入りやすいのが問題です。

毛抜きのポイント3つ

１．毛穴に細菌が入らないようにする
２．肌の負担を少なくする
３．アフターケアをする

毛抜きの正しい手順

毛穴に細菌を入りにくくすることで毛嚢炎の予防に。

保湿は炎症を抑える働きがありますし、埋没毛を防ぐためには必須です。

毛抜き脱毛以外のおすすめ脱毛方法

おすすめの脱毛方法は？

ワックス脱毛や除毛クリームは、毛抜きと同じように危険性が高いのでおすすめできません。

自宅でするなら、カミソリや電気シェーバーがおすすめです。

ただし、これからの人生ずっと脱毛するなら、長期的に減耗してしまいませんか？

医療・エステ脱毛で長期的な減耗をする

医療脱毛やエステ脱毛では、長期的な減耗（いわゆる永久脱毛）ができます。

この脱毛には費用と時間がかかりますが、脱毛後の数十年ムダ毛処理が激減します。

さっとやってしまって、毛嚢炎や埋没毛とは無縁に、ほかのことに時間を使ってみませんか？

ちなみに、家庭用脱毛機はおすすめできません。

家庭用脱毛機の残念なところ

・出力が弱く効果は抑毛にとどまる
・かなりの回数を重ねる必要がある
・出力のわりに痛みが強い
・照射漏れが多くなる

お手軽にできるのですが、効果は低く時間もかかります。

医療・エステ脱毛期間中に毛抜きは絶対NG！

医療・エステ脱毛の原理

医療・エステ脱毛では、毛のメラニン（黒い色素）に反応する光をあてて発生した熱により、発毛源にダメージを与えます。

毛を抜いてしまうとメラニンがなくなりますので、発毛源にダメージを与えられなくなります。

医療・エステ脱毛期間中、毛抜きは厳禁です！

まとめ

毛抜きはメリットよりもデメリットの方が大きいと考えます。

正しい方法で毛抜きをしても時間はかかりますし、毛嚢炎、埋没毛リスクはなくなりません。

今後も毛抜きを続けるのでしたら、医療脱毛やエステ脱毛でさっと毛を無くしてみませんか？